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くらしの相談会と称した。

猪狩 章仁 2025.04.16

2.3週間前ほどでしょうか、張り切って挑んだ長時間薪割りのせいで、

 

「腰の何かが、ずれた。」

 

ことになりまして、ぎっくり腰ではないと思うのですが痛いのです。

 

毎朝、我が家の番犬リクを連れて散歩に行っているのですが、

寝起きは腰がずれまくっているのでしょうか、痛いのですよ。

 

で、腰を伸ばしたくなるので膝を曲げて両膝に手をのせます。

肩を交互に前に入れて膝を落として体をひねる(ついて来れていますか?)

よく見るストレッチだと思うのですが、ある日気づいたんですね。

 

「りくが、う〇ちする体勢と一緒」だって。

こんな感じですね。

 

ちょうどどちらも姿が重なった時がありまして、

「あら。」

と散歩されていた奥様に言われたことについて合点がいきました。

おばんです、犬です。イガリです。

 

 

 

団居では、くらしの相談会を開催しています。

SNSやホームページからでは伝わりにくいこと、あると思うんです。

 

僕が家作りを検討していて、気になる会社さんがあったとします。

もし見学しにいくとしたら、まずどんな話するだろうかと考えると、

「これって木ですか?それとも木みたいなやつですか?」

とかだと思うんですよ。

 

だって何も分からないじゃないですか。

何聞きたいかなんて決めてないじゃないですか。

本気で知りたかったわけじゃない質問ですよこれ。

でも何かお話しないとなぁって思って聞くと思うんです。

 

そこから始まると思うんですきっと。

家作りに限らず、物事って。

 

何も分からないから話をしてみないとって思うわけです。

家作りなんて何度もするわけではないですから、

分からなくて当たり前で、「分からん、教えて?」でいいんですよね。

このラグが数か月でおしっこまみれになるなんて想像すらしていなかった。

 

そしてですね、家作りなんて分からない上に、会社のことも分からないじゃないですか。

どんな人たちなんだろう、どんな雰囲気なんだろうって少し不安だと思うんです。

 

 

 

僕も薪確保のために「木を切り倒す達人たち」の輪に初めてお邪魔したときは不安でした。

「チェーンソーありません」「安全靴履いてません」「半袖で来ました」でした。

「なんか、すいません」でした。不安というか謝罪でした。

 

でも、行ってよかったと思えたんです。

みんなとっても良い人で、不思議なお茶飲んで、自家製パンお土産にもらって。(この時も腰を痛めた)

思っていたよりも優しい世界だったと。

 

冒頭でも書きましたが、

SNSやホームページからでは伝わりにくいこと、あると思うんです。

どんな人たちなんだろう、どんな雰囲気なんだろう、と。

 

くらしの相談会では、「相談」と称した雑談が大半を占めると思われます。

なぜなら、雑談を通して団居をより知ってもらいたいからです。

家を眺めながら団居の雰囲気を感じてもらいたいんです。

帰るときに「何か相談したっけ?」で構わないのです。

 

 

身内が言うのもおかしな話ですが、

団居はまじめで建築バカ(建築好き)なお節介集団です。

OBさんたちはこのお節介の波状攻撃を耐え抜いたツワモノと言えるでしょう。

 

イトウ社長は身体大きいし顔もはっきりしているから、

「おぉ…」って最初は思うかもしれませんが、

プランに煮詰まっても笑って「悩むー!!」って肩揉んでくるし(なぜ?)

自分を良く見せようとせず自然体な人で、一番バカです(建築好き)。

 

シズさんは全身黒い服だしイトウ社長にずばずば言うから、

「おぉ…」って最初は思うかもしれませんが、

気遣いの塊みたいな人で、

親身な提案に命を懸け過ぎて何時に寝てるか分からないし、一番バカです(同)

 

オグマさんは走りにストイック過ぎてカカト壊すし、

奥様が美容師さんだから髪型が攻めがちなので、

「おぉ…」って最初は思うかもしれませんが、

現場にそのまま住むんですか?ってくらいモノづくり愛が強くて、

施主さんからもいじられて大忙しだし、一番バカです(同)

 

イガリはこういうブログを書くような人です。ほぼそれで合っています。

 

 

 

雑談会は、オグマ家(太白区茂ケ崎)とイガリ家(宮城野区田子)がメイン会場となります。

(まずは会社でお話も、もちろん大丈夫でございます)

スタッフのお家ということで、気軽に汚して帰って頂いて構いません。

熱湯風呂も用意出来ますし、氷も用意出来ます。

辛口な指摘を頂いても全く構いませんでございます。

小さなお子様がいらっしゃっても大丈夫、我が家渾身のゲーム部屋で一緒に遊びます。

 

「犬、います」(11kg プードル ♂)

こちら2年前。このソファの座面はボロボロにされたのである。

 

家作りのイメージや希望の間取りは?

ご予算や土地は?

求める性能や譲れないところは?

 

もちろん大切な話ではありますが、

もっと大切なのはどんな家を作れるかということよりも、

どんな暮らしを誰と一緒に描きたいと思えるか。だと思うんです。

 

その旅にこんな団居(建築バカ4名)を連れて行きたいと思って頂ければ幸いです。

これがくらしの相談会と称した雑談会の真の狙いなのです。くれぐれもお気をつけください。

 

 

以下雑談会会場の情報です。

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イガリ家は30坪くらいの大きさ、間取りもコンパクトです。

必要であればあとから足そうと考え、最小限+αくらいの家を目指しました。

2017年に竣工しましたので築8年ほど(早い…)、手を加え続けた成れの果てが今の我が家です。

 

「良かったところはありますか」

・経年で味わいが出る素材(犬の爪傷も味だと思う人間です)

・掃除はしにくいけれど吹抜上の矢切窓(我が家のアイコン)

・全部です

 

「気になるところはありますか」

・犬が床の一部分を舐め過ぎてそこだけ白くなる

・息子が風呂で熱唱するとラジオ感覚でBGMになる(たまに謎の英語が混じる)

・玄関よりウッドデッキから「ただいま」することが多く犬が逃げがち

 

といったところでしょうか。

オグマ家はイガリ家の少し大きい版だと思って頂ければおおむね大丈夫です。(犬、いません)


床にオイルを塗り愛でる。もう数年もしていない。

 

 

なにひとつ準備は必要ありません。

どちらの家を選んで頂いても「なんでオグマ家ばっかり..」と揉めません。

少しだけ妻が片づけをしてしまうので、ありのままではないかもしれません。

旦那の枕カバーだけなぜか汚れるから濃い色に替えられている様子は確認できます。

 

 

念を押させてください。

参考になる自信はありません。

 

ただ、誰と旅立つかは風まかせとして、

みなさんの家作りの良いきっかけになれば、嬉しいなぁと思います。