BLOG ブログ

話し始めると夜が明ける

猪狩 章仁 2025.10.09

イガリ家はですね、実家の隣に建てたんですね。

ですので、ご近所さんは子供の頃からお世話になった人ばかり。

 

なかなかに個性が際立つ面々なのですが、

お隣のおばちゃん(現在おばあちゃん)は昔も今も変わらず強烈なんです。

 

 

話し始めると夜が明ける

 

 

何だか夢を語り合う少年たちを表すような言葉ですが、

お隣のおばちゃん(現在おばあちゃん)を表す言葉なんですね。

 

息子が小学生の頃、おばちゃん家にボールを飛ばしてしまって、

置いてあった植木鉢を割ってしまったことがあったんですよ。

 

僕も妻も居ない状況だったのですが、一人で謝りに行ったそうなんです。

 

そんな息子の行動を「ゆうとくん大したもんだ!」と評されまして、

以来息子がバスケの練習をしていると、境界の塀越しに手が伸びてきて、

 

2リットルのポカリ

 

を差し入れてくれます。おばちゃんいつもありがとうございます。

 

 

で先日、「歩く地域情報誌」ことおばちゃんが耳寄りな情報をくれたんです。

 

ほらアキヒサくん

あんた目利きだべや

小学校に切った木置いてっぺよ

あれ欲しい人いねぇかって

町内会長さん言ってたからよ

あんた目利きだべや

もらっといで  目利きだべから

わたし言っとっからよ

(原文ママ)

 

おばんです、なぜか目利きのイガリです。

かくしてありがたい話を頂いたわけでございまして、

小学校へ馳せ参じて参りました。

 

まだまだ回収を待つ薪が小学校にいる….

 

母校の木が我が家を暖めてくれるだなんて、

あの頃のワタシや息子は想像していたでしょうか。

今年の冬の火はいつもとは違く見えるのでしょう。(同じです)

 

少しずつ薪にしていくのです

 

薪をくべる冬は今年で8回目?でしょうか。

何年先の分、だなんて薪をストックできていませんから、

 

今年の冬は薪足りるかしら。

 

だなんて綱渡りの薪ストーブライフ。

なんとかやっていけています。

 

今年はおばちゃんに救われることになりました。

いつも誰かしらに助けられ、支えられているイガリ家。

 

もう少し計画的に薪を集めないとと思いつつ、

一向に変わらぬままの8年目。

 

ワタシの腰を砕いて割った薪たち。今年も頼むぞ。

 

少し気が早いですが、今年の冬も楽しみです。