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現場より

小熊 孝広 2016.03.08

先日のこと、

 

現場から事務所への帰り道ということもあり、昨年お引渡しをさせて頂いたOさんのお店へ立ち寄り、

ボケ~っとレジに並んでいると、Oさんの奥様に声をおかけていただきました。

 

奥様 「車が止まってるのが見えたので~♪」

 

ボク 「あっ、ハイ!!・・・・・・・おっ、お世話になってますぅ~~~・・・・・・・・・・。」

(この時、数秒前まで仏頂面でnanacoポイント10倍シールを凝視していた事を悔いています。)

 

ボク 「うっ、売り上げに貢献しようと思いましてぇ~~~~・・・・」

 

奥様 「ありがとうございます~。それじゃまた~♪」

 

ボク 「は、はい~お世話さまですぅ~~~~・・・・・・。」

 

 

 

・・・・・・・・・・何故だ!!なぜもっと「オトナの会話」ができない!!?

株価の話とか、雇用の話とか、市政の事とか、大統領選の行く末とか、

知性と教養をドコに落としてきた?!!

何故だ!!ジブン!!

 

袖、裾、胸元を塗料で汚した30前半のオッサンが120円のコーヒー片手に、

「うっ、売り上げに貢献しようと思いましてぇ~~~~・・・・」 って

はっずっかっしぃ~~~!!

 

そんな大人に育った覚えは無いぞ!! オグマくんよ~。

気の利いた事でも言おうと背伸びしちゃったのかい?ジョージア片手に?

あたしゃ自分が悲しいよ。

 

「早くオトナになりたい」

 

心なしか深煎りに感じるブラックコーヒーなのでした。

 

 

と、

自己嫌悪に陥りそうな30前半のオッサンと職人さんとで進めております各現場はいたって順調でございまして、

 

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寺岡のSさんちは先日コンクリート打設を済ませ、現在養生期間中でございます。

先日の雪で進捗上ヒヤリとさせられましたが、諸々の判断を無理せずに良かった良かった。

今月予定の建方も良い準備をして迎えられそうです。

 

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そしてこちらは桜ヶ丘のKさんち。

足場がはずれたー!!

この爽快感がたまりませんねぇ~。いやいや。

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内部ではクロス屋さんが石膏ボードのジョイント部や取り合い部をパテ処理中です。

電動工具使用時と違って騒音の少ない内装作業は監理側としても見ていて安心。

パテ処理するヘラの音だけが現場にこだまします。

・・・・・・・・。

ウソです。

ヘラの音なんぞかき消す程のボリュームでマシンガントーク炸裂なのです。

「こないださぁーーーー」

「あの現場でさぁーーー」

「ーーーーだったわけよ!!」

とパテベラ片手に、時には全身を使ってのアクションも織り交ぜてのトークショー開演なのです。

現場を重ねるほどに増えていくトークのネタとアクション・・・・・・もはや何屋か分かりません。

(勿論それ以上に仕事をしてくれる職人さんだという事はご理解下さい。。。。。)

 

オグマ調べによりますと、

 

・ギュイーン!!ガガガッ音の人達 (大工さん・基礎屋さん他) → 穏やか/物静か

・スウィ~~・・シャッシャ・・・音の人達 (クロス屋さん・左官屋さん他) → スゲーしゃべる/寂しがり

 

職人という生き物の発する音というのはトータルで同じなのでしょうか?

 

そんなことはどーでもイイとして

各現場はそれぞれ佳境に入りそうな予感ですので、

準備万端で迎えられるようにしておきまーす!!

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