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二十歳のお祝い

伊藤 志都 2022.08.08

「自分がハタチのとき、親と飲み会とかイヤだったでしょ?」

そんな風にずっとけん制されていた母達。
これが最後だから。と、半ば強引に進めてきたプロジェクトでしたが
無事任務遂行することができました。

長男がお世話になった高校男子バスケットボール部。
親子合同成人パーティを開催しました。
会場をご提供くださったOBのKさま、ありがとうございました。
とてもすてきな思い出ができました。

正装してフォトスタジオにて撮影会も実施。
個別撮影は特に嫌がるだろうなと心配でしたが
あれだけ親を脅してきたのは何だったのってくらいのノリ。
突発的な事でもノリこなせる程にオトナになったんだなーとしみじみ。
全員、良き青年に成長しました。

彼らにとって最後の高総体は第一次コロナ期のあおりを受け開催自体が中止。
前年度のウィンターカップで県ベスト8、
岩手宮城大会でベスト6という功績がバスケット人生最後の公式記録となりました。


△成人祝いにオリジナルラベルのビールセット

歴史あるチームですので、選手もその親も大変厳しい制約の日々。
それなのに最後は練習どころか高校生活も削られて。
あの時のやりきれない思い。消化不良。
その反動もあり、卒業後にクラブチームが立ち上がりました。


△そして、バスケットボールの革で作られたキーケース

卒業から2年振りの親子全員集合。
いい仲間と出会い、いい保護者たちに恵まれました。
バスケを通じて出会ったすべての方に心から感謝ですね。

今回は恩師を交えることは叶いませんでしたが、
この状況が改善し、1月には再び集結できることを願ってやみません。

卒業後はそれぞれの夢に向かい各々の道を歩み始めました。
これからどんな人に成るのか、ほんとうに楽しみ。

ちなみにいつか君たちも同じこと言われる時が来るかもね。
「いつまで俺らに構うんだよ」って。

 

新成人の皆さん、保護者のみなさま。
おめでとうございます。
そして20年間、本当にお疲れ様でした。

 

 

その後、親子分かれての宴は3次会まで続き、最後は息子たちが母を回収して解散。
気が付いたらタクシー乗って支払いも終わって帰宅していました。
すこし肩の荷が降りた夜でした。