朝起きると鼻息荒く「散歩に連れてけ!」と飛び掛かってくる1匹の犬のおかげで、
この夏は足が引っかき傷だらけになりました。
おばんです、団居の爪研ぎ(爪研がれ)男イガリです。
だんだんと気温が下がってきましたので、そろそろ短パンスタイルではなくなりますね。
我が家はまだ短パン男子が2名。犬におびえる暮らしを続けています。
犬(りく)をお迎えしてもう少しで1年が経ちます。
迎える前後で家の中に大きな変化はないのですが、「床」は少し扱いが変わったかなと思います。
なんせ爪がミヨーンって伸びている生き物ですから、おまけに走り回っているもんですから、
自ずと床には擦り傷(と言っても微々たる)が残ります。
そんでもって何でか分かりませんが、「ここの床板おいしいぜぇ」とばかりにやたら舐めているポイントがあります。
舐めすぎたからか足でシャッシャしたからなのか白くなってきました。
そんでもってトイレのしつけには大成功したものの(GOOD!!)、予告なく大外れをかますこともあるんですね。
すぐに気づくので大事にはなりませんが、乾かさないと水分が悪さをしそうですね。
と、このように「床」に対しては意識して目を向けるようになった猪狩家なのですが、
建築会社の社員はどんな手入れをしているのかご紹介します。
まず、床のキズですね。基本「味だね味、アジ。」というスタイルを貫いています。(もはや手入れではない)
ペットの有無に関わらず床にキズは付いてしまいますよね。付きにくい商品もありますが、まぁ付きます。
既製フロアなどにものを落として凹ませると、中の下地材が見えてしまうんです。
これが「気になる」という方はホームセンターでキズ補修材が販売されていて、
ペンで着色するものやパテで凹みを埋めるものもあります。作業は簡単で価格もお手頃ですのでオススメです。
無垢のフロアに凹みキズが発生したら、湿らせたティッシュを置いたりして水分を含ませます。
木が膨張して少しですが改善される可能性ありです。ただ限度がありますので、補修材での対応がオススメですね。
擦り傷に関してはやはり「味だね味、アジ。」と言いたいところですが、とっておきの方法があります。
「もっかい塗ろう」です。
新築時に床材に使用した塗料をもっかい塗りましょう。
お家の手入れの一環として気になりだしたタイミングで(うちは2年以上塗っていませんが…)、家族のイベントとして床塗りですね。
細かい擦り傷自体はもちろんそのままそこにあるはずなのですが、ほとんど目立たなくなるのです。
というわけで我が家の手入れをまとめます。(紹介するまでが長くてすいません…)
——————————————————————————————————-
日々のお掃除はクイックルと掃除機掛けで済ませ、
巾木の上のホコリは刷毛でちょちょいと、
週に1回程度固く絞った雑巾で拭き拭き(けっこう汚れているものです)、
細かい傷やささくれは紙やすりやカッターで切除し、
帰省時や家を空けるときに床をオイル塗装(うちは2年以上塗っていませんが…)、
——————————————————————————————————-
文章で書いてみたら「それ皆やってるやつ」と言われそうですが、
犬のいるハンデを背負いながらも十分良好な環境を維持出来ております。
家のメンテナンスと聞くと大掛かりなことを想像してしまうかもしれませんが、
たまーに頭によぎった時にでも手を掛けてあげてください。
簡単な作業で見違えることたくさんありますよ。