こんにちはオグマです。
猪「Cさん家の片付けあるんですけどイイすかー?」
僕「はいは~い」
猪「明日現場に材料入れたいんですけど会社の車で来てもらってイイすかー?」
僕「はいはい~」
猪「現場で打ち合わせあるんで明日現場直行します」
僕「お疲れ様でーす」
・・・・・・・。
「オグマです。仕事がしたいとです。」
いや、してますけどね。
ただ、最近は現場に出て汗をかいたり、工程的に忙しく走り回ったりしなくてもいい状況なのでそういった環境が恋しくなってるのかもしれません。
『そうだ。現場に行こう。』
とゆーことで泉区のEさん家の現場へ
「ん~・・・ デカい。」 (行くたび言うやつ)
Cさん家やYさん家のアグレッシブで見応えのある工程を横目にひっそりとダークホース的に進めていたわけなのです。
ですが、Eさん家は大きいだけではなく僕自身初めての工事も多々あるので
「カントクさん」の僕にとっては未体験ゾーン突入なのであります。
「この工事やったことないんで~・・・よく分かんないっす。」
「ん~~職人さんにお任せしま~す」
「説明書あるんでそれの通りやってくださ~い」
なーーーーーーーんてことは
『ダメ、絶対』なのです。
そんな事態にならないように戦略的かつ包括的かつ緻密かつ大胆に情報収集をしているところであります。
「カントクさん」とはいうものの、世間一般的な
工事看板の中の 「ご迷惑をおかけしております。ペコリ」 のアノ人とは違うと思います。
[完璧に仕上がった工事計画を携えてベストなタイミングで現場へ出向きビシッと職人さんへ的確な指示]←理想
[予期せぬ事態にスコップ片手に現場へ行って、外構屋さんと一緒に穴掘り(作業服泥だらけ)] ←これ現実
いやいやこうゆうのが大事なんですよ。共に家造りをするってきっとこーゆーこと。うん、きっとそう。
未熟ゆえにこういった事は正直少なくありません。ですが苦ではありません。
逆にそれも含めて楽しかったりします。
つまり
これを
こうして
これを
こうするためには、
職人さんの技術と協力が絶対的に必要なわけです。
じゃあどうやってそれを引き出すか?
[スーツで現場に行き腕組みして仁王立ち、玄関先であれこれ指示]
↑こんなんでは職人さんのハートは掴めません。これは断言できます。
①汗かき作戦
職人さんにとっては手間がかかり望んではやりたくないなぁ、をお願いする場合です。
まず、挨拶もそこそこにお願いしたい場所に一目散。(ヘタクソでもあなたが仕事しやすいように僕なりにやれるとこまでやっときますから。)という姿勢を背中でアピール。夢中で作業。
※この時日差しで汗が光ると尚良し。
職 「違う違う。貸してみろ」
僕 「やっぱりプロは違いますね。」 ←これでトドメです。
②言いたいことは分かりますよ作戦
仕様変更などでやむを得ず職人さんに作業変更をお願いする場合です。
まず
「シャチョーがこっちの方が絶対キレイだ」って言うんすよー!とか
「シズさんがゆずってくれないんすよー!」とか言っちゃう。←(実は多用しがち)
『現場の人間は大変だ』という空気を職人さんと噛み締め斜め下辺りをみつめる。
僕はあなた側の人間ですよという姿勢をキープしたまま色々打開策を提案する。
職 「お客さんがそれが良いっつってんならやるしかねーだろ」
(一呼吸おいて)
僕 「やりますか!」 ←これでトドメです。
と、卑怯な作戦を一部ご紹介しましたが、
持ち得る技術のすべてを駆使してEさん家ガンバリマス。