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お気に入り。

猪狩 章仁 2025.05.30

家を留守にすると、置いてけぼりをくらったリク(愛犬)が

手の届く(口の届く)範囲のものを引っ張って振り回すんです。

 

クッションや服や小さいラグなどなど、彼に振り回されていないものは

我が家にはないのかも知れません。

 

出発時と帰宅時を比べるとモノの位置が変わっているので、すぐ分かるんです。

 

き、貴様……. と。

 

やりやがったなと。

いや確かに頑張れば届かなくもない場所にクッション置いてたな….

いや確かに今日はお休みですから遊びましょー!!ってテンションを裏切っていたな….とか

こちら側にも責任はあるんでsh、とかは一旦置いときまして、

鬼飼い主としてはしっかりと注意します。

 

妻愛用の青竹踏みがあんなに奥に….

 

こちらが猪狩家で頻繁に見られる景色、

「反省してる風のリク&己を棚に上げる飼い主」でございます。

 

妻と息子の視線が私たちに冷たく注がれますが、一難去ればあとは仲良し。

こんな日々が尊く感じる時が来ると思うと、今のありがたさが身に沁みますね。

 

おばんです、一度リクが脱走したときは追いかけることを諦めたイガリです。

皆さんはお気に入りのモノってありますか?

 

以前ブログでも書いたかもしれないのですが、僕にとってのお気に入りはとある照明です。

高校生の頃に父が読んでいた建築雑誌に載っていたんですが、

何だか不思議な気持ちで眺めていた記憶があります。

 

懐かしいような、真新しいような、優しくて気持ちが穏やかになる感じがして。

 

彼です

 

ご存知の方も多いと思います。

イサムノグチ氏のAKARIという照明です。

 

語れるほどのコトは何もないのですが、

高校生の頃にこれを一つ部屋に置いて、いつまでもニヤついていました。

大学生の頃にこれを一人暮らしの部屋に置いて、いつまでもニヤついていました。

 

自邸を建ててからも、これを2階のWICに置いて、たはずなのですが…….

 

子供たちにズタボロにされておりました….。

 

 

き、貴様……. らと。

 

これは笑い話になり、まったく気にもしていないのですが、

いつかまた購入して傍に置きたいなぁと思う思い出の照明なんです。

(OBさんちで置かれている方、いないんじゃないでしょうか…あれ、います?)

 

 

お気に入りのモノやコトって、自分の家の個性をつくる大切な存在だと思います。

僕は照明だったり植物だったり家族の写真だったりDIYもアウトドアも。

それが反映された家で楽しく暮らしています。

 

ゆっくりした時間を過ごすこともだし空を見上げることだってお気に入りになります。

それが反映された家も素敵になるに違いありません。

 

どんな家に住みたいかって難しい質問だと思うんですが、

自分(達)と向き合うことで少しずつ、微かだって見えてくるんですよね。

 

家を作る前でも住み始めた後でもタイミングはいつでも良いんですよきっと。

僕も自分ちがこんなことになっていくなんて、8年前想像もしていませんでした。ははは。

 

湯気も出ているではないか。

 

そんでもってまだまだやりたいことばかり。

インスタグラムを徘徊しては、気になるモノをスクショする日々。

 

作れそうな気がしないでもない….

作れそうな気がしないでもないようで無理だ

禁断の植物育成ライト…..

 

こんな感じで自分たちの「お気に入り」を保存して相談にいらっしゃる方も増えました。

 

皆さんのお気に入りに触発されて、ますます自邸が迷子になりそうな気がしますが、

そんな暮らしが僕は大好きなんですよね結局。