異次元を見ました。
わたしは異次元を見ました。
そんな先々週の連休最終日。
おばんです、団居の目撃者イガリです。
イガリ家の近所である宮城野区新田東体育館。
ここは宮城県中総体の会場だったんです。
いわゆる「県大会」ですね。
息子の幼稚園からの同級生R君が地区大会を突破し、県大会に出ると。
まだ1年生ですから、それでも県大会まで行ける実力ってすごいですよね。
あ、バドミントンなんです。
息子が「応援に行きたい」って言うので、そりゃ行くしかないっしょ!と家族で。
R君のお母さんは僕の中学時代の同級生で、
彼女は強豪バドミントン部、僕は弱小バスケ部。
当時、体育館の真ん中にだらーんとネットを垂らして分けていたんですが、
絶対ドアやら窓を開けちゃダメなんですね。
風が吹くとシャトルの軌道がぶれるからです。
で、僕たちは暑いんです。走りまくってますから。
で、ドアをこれ見よがしに開けるんですね。風気持ちいーと。
で、彼女がすぐ閉めに来ます。練習にならないから!と。
で、ドアを開け返すんです。暑くて練習にならないから!と。
これを繰り返して夏の部活が終わります。
そんな二人が一緒にR君を応援する日が来るなんて、縁とは不思議なり。
初めて訪れたバドミントンの競技会場。
当然熱気はすさまじく、団扇や保冷剤は必須。
恐らく空調は控えめなのでしょう。
なにも知らない僕は無策に汗をただただ流すだけでした。
R君の相手は3年生。
ジュニアで活動している子ということで、強敵のようです。
普段のR君の姿と違うキビキビとした動き、強烈なスマッシュ。
R君かっけー…
息子と二人で開いた口が塞がりません。
一生懸命に戦う姿勢は刺激になったんじゃないかなぁ。
結果は負けてしまったんですが、試合後に僕たちのところに来て、
「勝ったら踊ろうと思ってたのに!」と。
いいメンタル、君は2年後のチャンピオンだ!
で、R君が勝った場合の2回戦の相手がシード選手だったんですよ。
厳しい山に入っちゃったなぁと試合前に調べていたんですが、
名前を見て笑いました。
弊社OBたぷマヨ君だったのです。(過去ブログ参照)
そんなことある?と思いつつ、Yさんご家族も来ているかなぁとチラチラ。
すぐ発見し、「YさんYさん」と声がけ。
なぜここにイガリ?
と思われたことでしょうが関係ない。
お仕事の都合でしばらくお会いできなかったご主人にも会えましたし、
たぷマヨ君ことA君とも会えました(貫禄があって背が伸びていた)
NちゃんSちゃん姉妹には会えずでしたが、なんだか嬉しい時間になって。
で、A君が出陣します。
さっきR君が敗れた3年生が相手となるわけです。
異次元とはこのことなのかと。
経験者の妻が言います。
「もうレベルが違うね」
息子も肌で感じるようです。
「すご…」
R君が隣でデカビタを飲みながら言います。
「あれでも30%くらいの力だよ」
ど素人の僕が言います。
「君はあのA君なのかい?」
もうですね、動きが違うんですね。
軽やか。なめらか。しなやか。
競技は違いますがバスケットでも同じなんですよ。
これは別格ですわって人はみんなそう。動き方が異次元。
相当な努力をした証でもあるわけです。
並大抵では辿り着けない場所までA君は行ったんだなと。
A君かっこよかったよ、「イガリくん」は泣きそうになってたよ。
後日に大会結果を見ましたが、彼の夏はまだまだ続くようです。
A君もR君もそして息子も、環境は違えどひたむきに打ち込む姿は
本当にかっこいいものです。
子供たちの成長していく姿を見て、刺激を受けることが増えてきました。
お父ちゃんも負けていられませんね。
今日は地獄の夜練習です。

NちゃんA君Sちゃん、みんな頑張れ!