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お引渡し。

猪狩 章仁 2025.09.11

ずいぶんと前に、竣工間近の現場でウッドデッキを掃除しようと思ったんですよ。

大きな引き違いのサッシを開けて、外に出ようとしたら衝撃が走りました。

 

網戸に衝突したんですよね。あるあるですよね。

 

それから10年以上の月日が経ち、私も家を建てるに至りました。

うちの犬も同じようにも当たっています。

おばんです、犬です。イガリです。

 

さて、外装工事などのご依頼を頂いたAさんちの工事が完了しました。

とーってもきれいに仕上がりました!

 

 

14年経ったOBさんのお家を、再びお手伝いできることって本当に嬉しいなぁと。

 

新築工事中のことは今でももちろん覚えていますし、

当時僕は25歳くらいでしょうか。

Aさんのお住まいにイトウ社長と行って、お話したことも本当に懐かしい。。。

 

その頃の僕は、14年後にこうした気持ちでまた関わる未来を想像していたでしょうか。

毎日四苦八苦しながら必死に駆け回っていました。

未来のことなど考える余裕はなかっただろうなと今の僕は思います。

 

もったいないぞ、イガリ青年。

 

「またお手伝いさせてくださいね」と思いながら仕事に取り組んで、

時が経って「またご一緒出来て嬉しいなぁ」と思いながら仕事ができる。

 

これって幸せなことですよね。

 

長く使い続ける「お家」を作る仕事だから、

数年後も数十年後も関わることができるんですよね、ありがたいです本当に。

 

いい仕事の道に進んでるぞ、25歳のイガリ青年。

 

懐かしさが勝って現調に集中できなくなる。

 

外壁や屋根の塗り替えとともに、傷みの出ている木部の交換や減築。

経年での不具合発生箇所への対応などなど。

まどい自身でも手を動かし足を動かし口を動かし、

楽しく作業させて頂きました。

 

我々は何でもやります。

 

そして、Aさんからのお気遣いも大変ありがたいものでした。

業者さんも僕たちも、連日の猛暑の中頑張ることができました。

 

ウリン材(堅く重い)でのデッキ作りもしちゃいます。

 

昨日はメーカーさんの作業立ち会いをしつつ、

前日まで行っていたまどい工事の片づけを。

 

何だかお引渡しの後に、「大変お世話になりました!」と

お礼を伝えるときに似た感情になり、達成感に溢れた帰路になって。

 

14年経ってもいいお家なのです。

 

また「お引渡し」をさせて頂いたAさん、本当にありがとうございました。

 

これからもどんな小さなことでも構いません。

網戸が外れたでもいいですし、

鍵の調子が悪いでもいいですし、

飾り棚が欲しいでもいいですし、

購入した鏡を吊るしたいでもいいんです。

 

まどいにいつでもお声がけください。

工具やメモ帳やらを持って、ふらーっとお邪魔いたします。

気軽に気楽にご遠慮なく、

まどいはそんな会社でありたいと思います。