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我が家の熱狂

猪狩 章仁 2025.10.14

幕が上がった。

待ちに待った熱狂の舞台。

アリーナを埋め尽くす黄色に染まった観客たち。

今年もやって来たこの季節。

 

待ってましたよ。

 

昨季の悔しさを胸に秘めた選手たち。

我々ブースターも同じである。

 

新しくこの地へやって来た選手たち。

ありがとう、我々とともに戦おうではないか。

 

火蓋は切って落とされた。

熱い叫びを選手に送り続ける親子がここにいる。

会場の熱量はとどまることを知らない。

妻が叫ぶ、息子が叫ぶ。頑張れと声を枯らす。

 

負けてなるものか。

俺が、そう、この俺が、

イガリ家のリーダーなのだ。

 

そして父が言う。

 

 

 

ごめん、もっかいトイレ行っていい?

(妻:さっき行かなかった?)

 

 

おばんです、試合も空気も読めないイガリです。

お酒飲むとトイレが近くなりますよね。

オールフリーなんですけどね、どういうことなんでしょう。

 

 

今年もプロバスケBリーグが開幕しましたね。

我らが仙台89ersは長町のゼビオアリーナをホームコートとし、

熱い戦いを繰り広げます。

 

会場のボルテージは最高潮。

 

そもそもはですね、息子の小学校に配られた観戦チケットが始まりなのです。

経験者である父とはいえ、試合観戦までする家族ではありませんでした。

 

軽い気持ちで行った初観戦。

強豪チームに大金星を挙げた仙台89ers。

帰りの妻と息子の目は忘れません。

 

 

目が8と9になっていたのだ

(実話です)

 

8と9

 

かくしてチームの虜となった妻子でございまして、

今年でファン歴4年目となり、ルールも詳しくなったものです。

息子に至ってはバスケ部に入るというアンビリーバボーを達成。

 

彼らは周囲を巻き込むほど声を出し、

選手の奮闘に大きな拍手を送り、

どんな時でもチームを応援する。

そんな素晴らしいブースターなのです。

(バスケは観客をブースターと言います)

 

マスコットのティナは8月9日生まれ、ワタシと同じである。

 

誰よりも早く応援コールを行う息子は、

まるでアリーナMCさながら。

 

GOGO!!ナイナーズ!!GOGO!!ナイナーズ!!

ディーフェンス!!ディーフェンス!!

声が枯れるまでともに戦った翌日、

 

 

練習試合で声が出なくなっていた

(おバカタレ)

 

妻も同じようなもんでございます。

 

 

みなさん大事な話ってまさか、とお思いでしょうか。

ええそうです、そうです。

 

ぜひともイガリ家とともに仙台89ersを応援してください。

会場の隅っこでワー!キャー!騒いでいるのがイガリ家です。

全くの無知から始まった妻子のバスケ観戦。

今ではもう、これがない人生なんて考えられないようで。

 

勝利の美酒はオールフリー。

 

ニコニコで89ersの話をする彼らを見ながら、

父ちゃんは今日もお酒が旨いのです。

 

我が家は今日も平和です。