BLOG ブログ

着火いたしました

猪狩 章仁 2025.11.11

薪ストーブが稼働しております。

暖かい火に癒され、身も心も満たされ、

室温は25℃に達し、気づく。

 

Tシャツになってる。

 

おばんです、息子と汗だくでドリブル練習イガリです。

 

燃やし生活。

 

Q.薪ストーブを採用した理由はなんですか?

A.一言では言い表すことなどできま……憧れです。

 

これまで、薪ストーブを導入されたお家を何棟も見てきて、

その暮らしぶりに心底「いいなぁ…」と思ってきました。

 

薪が積まれた棚を見てワクワクしましたし、

薪割りしたり原木を集めたり、自然と共にあるようで。

暮らしの中に「炎」があることが素敵だなと感じる人間でした。

そういった方って多いのではないでしょうか。

 

我が家の妻は、「火じゃなきゃ料理した気がせん」と言い、

ガスコンロが問答無用で採用されました。(僕もそうです)

僕と息子の食権を握っているのは妻ですからね。

 

8年がかりで美しい着火法を見つけた我が家

 

もちろん導入費用は掛かりますから、

あれもこれもと好き放題を我が家に詰め込むわけにはいかない。

薪ストーブの費用を捻出することが家づくりの1つのテーマでした。

 

予算は少なかったけれど、譲りたくないものははっきりしていた。

モノで満たされた家ではなかったけれど、好きで満たされた家。

そんな家づくりはとても楽しかったです。

 

 

イヌの出現は想定の斜め上。

 

8年目を迎えますと、ストーブの使い方なんて手慣れたもので。

だなんてことはとても言えません。

 

着火時に煙が逆流してしまうこともありますし、

灰の処分で床にぶちまけることもあります。

温度調整なんて、薪が燃え尽きそうだから足すくらいのもんですし、

Tシャツになろうかな、なんて日常茶飯事です。

 

 

本日の朝、リビングに置いた温湿度計。

薪ストーブを稼働して少し経つと、我が家は温まります。

真冬だともう少し時間はかかるでしょうか。

 

建て坪30坪ほどで吹抜もある我が家にとって、

暖かさは行き渡りやすいように思います。

 

梁にボールを当てる息子はいつも事故を起こす

吹抜は我が家の乾燥室。

 

と、良いことばかり書いてしまっていますが(実際良いのですが)、

苦労することももちろんあります。

それは皆さんご存知でしょう。

 

木を切り倒して持ち帰る。

 

ことです。

ダントツです。

薪づくりですね。

(切り倒すまではしていません)

 

蔵王町で調達した丸太を割る。

 

薪ストーブ屋さんのDLDさんなどから購入するOBさんが多いですが、

ご自身で薪づくりをして「ゼロ円薪生活」を目指す方も少数いらっしゃり、

その代表を自称しているのがワタシです。

 

崩れる時は崩れる。

 

イトウ家にも薪ストーブがあるのですが、

冬ですと2万円/月ほどの薪代とのこと。

もちろん家の大きさや使用時間、使用方法で費用は異なります。

 

状態の良い薪を配達・積み上げまでしてくれるので、

とてもありがたいサービスですよね。

誘惑に負けてしまう….。

 

小学校で出た伐採木を譲り受ける。

 

維持管理のための掃除も必要なのが薪ストーブ。

契約しているDLDさんに年1度のメンテナンスを頼んでいます。

 

「セルフ掃除」に手を出してはいけない気がしていますが、

毎年DLDさんの仕事ぶりを見つめる家主、屋根に登る日は来るのでしょうか。

 

来ないでしょう。

 

お話しできることは人並みではございますが、

そんな我が家の薪ストーブ珍道中にご興味ある方は、

今週末に自邸公開しておりますのでぜひぜひ遊びに来てください。

 

植物も増殖中です。

ガラスはリクが汚してくれています。

 

試行錯誤しながら暮らしを楽しもうとする、

そんな一家のドタバタ劇の舞台をお見せいたします!