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教え

猪狩 章仁 2017.06.12

朝起きたらお風呂の窓を開け、庭の雑草(膨大)を抜き、草木に水やり。

ゴミを捨てに行ったら部屋干ししている洗濯物をたたむ。

コーヒー豆を挽き、1人ゆっくりと本を読みながら朝時間を過ごす。

まだ5時半。さて今日は何をしようかな。

 

おばんです、団居の単純作業ルーティーンロボ猪狩です。

後半は願望を書いてみました。

 

ただただ、早起きはウソじゃなーいのです。

草木の育つ様子を毎日観察するってとても楽しいと感じる今日この頃。

 

 

さてさて、話題が重なるのでご容赦くださいませ。

 

仙台市中総体バスケットボール会場、グランディ(今は名前違うんでしたっけか)。

観に行ってきました。

今年の目的は2つ。

イトウ家長男の青春最後の試合そして、

家具屋ダグラスファーの鈴木さん次男のデビュー戦。

 

この2試合。同時刻。

ドースッペこれ。どーしましょ。

 

悩みに悩んで何度も席を移動し、腰を落ち着けた場所。

2つのコートのちょうどど真ん中、最前列。応援団が独占しそうな席。

ここで家族3人首をフリフリして2試合観てきました。

 

細かい試合内容は置いといて、まぁ青春のすばらしいことすばらしいこと!!!

 

Bリーグや社会人、大学に高校はたまた上をみればNBA。

カテゴリーが上がれば技術も体力も身体の大きさも知力も経験も積まれていくわけで、

より洗練されていくことは当たり前。

 

そんななか、彼らの試合は本当に「思うままに」という言葉が当てはまります。

いいプレーをした後のガッツポーズ。ミスをしたあとの落胆する表情。

がむしゃらに飛ぶリバウンド。交代で入る緊張した姿。選手を鼓舞するベンチメンバー達の声。

 

レベルが高ければいいわけではないと思いました。

 

彼らはもちろんそこを目指して日々練習しているわけですけど、

なによりも思うままにがむしゃらにひたむきにボールを追いかける、

まだまだ子供の姿の彼らの目を見ていると、

「あ、これ自分の子供だったらゼッタイ泣くわ」

と思ったのですよ。

 

いいんです下手だって。

いいんです負けたって。

思うままにバスケをしよう。

ひたむきに走ろう。

かならず見ている人に響くんだから。

 

なーんて言っちゃう単純作業ルーティーンロボなんですが、

こうして試合を見に行くと、当時を思い返すものです。

 

中学の頃はバスケを指導する先生がいませんでした。

自分達で独学で練習するしかなくて、ゴールを買ってもらって毎日夜まで友達とバスケの日々。

能代工業の試合を録画してVHSが擦り切れるまで見てました。夕飯時の茶の間を占領して笑。

ほんと親に感謝ですね。

 

初めて指導者の先生のもとバスケをすることが出来るようになったのが高校から。

なにもかもカルチャーショックで、それこそ中学では「思うままに」バスケをしてきたんだなぁと。

戦術ってなんですねん、です。ははは。

 

そんな超刺激的な毎日を過ごした高校3年間で、先生からずーっと言われ続けてきたことがあります。

 

「どうしてリバウンドに行かないんだ!」

 

リバウンドを制するものはゲームを制す。

某マンガでもお馴染みですが、バスケというスポーツにおいてものすんごく重要な要素。

相手が外したシュートを拾い、攻めに転じる。(これをディフェンスリバウンドって言います。)

味方が外したシュートを拾い、再び攻める。(これをオフェンスリバウンドって言います。)

 

だからリバウンドに行く。

勝つために。得点させないために、そして得点するために。

 

 

先生は決まってオフェンスリバウンドの時に言うんです。

そりゃとれたらチャンスが広がりますよね。

でも取れなくても仕方ないんです。

 

「仲間が打ったシュートだろ!みんなで助けてやるんだろ!!」

 

3年間毎日部活を続けることは大変なこと。

それでも、一生懸命に努力を続けてきたとしても、試合に出れるとは限らない。

それでも辛い練習を乗り越えなくちゃいけない。

 

たった数秒でもコートに立つために、その1本を打つために、その1本を決めるために、みんな毎日努力してるんだ。

そのシュートは仲間がどんな思いで打っているか、よく考えてバスケをしなさい。支え合いなさい。

 

リバウンドが取れるか取れないかじゃない。

勝つためにじゃない。

仲間のために助けになりなさい。

 

そう教えられました。

 

 

 

さぁ水曜日は松島Kさんちの石膏ボード200枚荷揚げです。

このブログは僕がどんな思いで書いているか、よく考えて読んでください。支えてください。お願いします。ほんとに。

 

 

やっぱりバスケって好きだなぁ。