連休中にパルコにあるポケモンセンターへ息子と行って来ました。
ポケモンセンターがある時代なんですね、、、すごい混んでいました。
おばんです、団居ポケモンのイガリです。
土曜日の朝6時半から「ポケん家」(だったかな?)という番組が放送されているんですが、
その中で、「ポケモンセンターの店員さんに(ポケンチハ!)と挨拶すると限定カードがもらえるよ!」という
子供としては何ともワクワクするような内容の回があったようなんです。なんとなーく見てはいたんですが。
息子はそれを覚えていたようで、レジの大行列に埋もれながら
「パパ、ポケンチハっていうとカードもらえるんだよ」(パパが言うんだよ)と。
「え、ほんとに?え、パパ言うの?」と。
まぁ当時の自分を思い返してみれば、今となればなんてこと無いこともなぜか恥ずかしかったりしましたし、
彼もそんな感じなんだろうということで、特に掘り下げることも無く。
大行列だし限定カードだしほしい人いっぱいいるだろうし、前に習えで行けばいっか。
そんな風にどっしりと構えていたんですが、進めど進めど誰一人「ポケンチハ」を言わないんですよ。
え、そもそもそんな企画やってるのか…..もう期間外なのか….。
そうか、レジ横あたりにカードがスタンバイされているはずだ。いちいち奥から一枚一枚出すわけが無いじゃないか。
だって大行列だし限定カードだしほしい人いっぱいいるだろうし。
いや、レジ横にも見あたらないぞ….。
あと一人でイガリ父子の番じゃないか。
勇気を出して言うべきなのか….。(パパが言うという違和感に気づかないイガリ父)
いや待て、最悪のケースとしては、
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イガリ父「ポケンチハ!」 (ぼく31歳です)
店員さん「はい?」
イガリ父「え?」
イガリ子「パパ早く行くよ」
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という、そもそもそんな企画無いですよというオチ。
だって限定カードの気配が微塵もないのだから。
そんなわけで普通にお会計がスタートし、ピカチュウのぬいぐるみが店員さんの手に渡ります。
「お会計1400円です。」
な、なんも気配が無い。わずかに気配を感じたら一気に押し込もうと思ったのに。
隣にいる息子を財布越しに覗くと、「パパ、ポケンチハは?」という表情。
………。
………。
「あの~限定カードをもらえるっていう企画やってるって聞いたんですけど、やってますか?」
「あっ!それじゃあ元気にごあいさつ出来るかなぁ~??」
まさかのっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
父子「ポケンチハ!!!!!!」
かくして、イガリ家に限定カードが舞い降りてきました。
息子も大喜びでした。
そんな息子と、部屋の端っこで反り返った限定カードが待つ我が家へ今日も笑顔で帰るのです。
ただの日々の出来事でした。