自分たちの力不足。
それ以上でもそれ以下でもない。
終了のホイッスルが鳴り響く。
呆然と動けないでいる選手たち……苦しい朝でした。
結果がすべての世界。
あの時、とか もっと、とかあるけれど、結果。
どれだけ一生懸命やっても結果。
ザックジャパンはGL敗退してしまいましたが、
リスクを恐れず突き進む真摯な姿に心打たれました。
互いに国を背負っての戦い。
試合終了後、コロンビア選手が日本選手の肩を抱く場面では
いよいよ涙腺が決壊した伊藤(志)です。
自分たちのサッカーをする、と何度も言っていましたね。
つい置き換えてしまうのですが、
自分たちの家づくりをするってこととはどこか似て非なるもの。
家づくりには勝ち負けはありませんし、ゴールもない。
一緒に考えて、迷って、決めて、築き上げて、工事の完成は迎えるけど、
住んでからが本当に家との永いお付き合いです。
さぁ、いよいよ開幕しました、小松島戦。
初戦は、毎日踏みしめる床、外装をまとう板壁です。
その一枚一枚を、手で触れて色を乗せる作業に家族みんなでチャレンジ。
パイン材のあたたかさ、オーク材の目の美しさと強固さ、レッドシダーの芳香を楽しみながら。
無垢の木はメンテナンス必須です。
木は生きてます。愛情注いだ分、返ってきます。
ご家族総出で、ご両家おそろいで愛でられた木は、家は、
ほんとうにシアワセモノだなー…
家一軒分のフロアー材、外装用の羽目板、総数300本あまり。
裏面1回・表面2回の塗り、拭き取り作業。
梅雨の中休み中とはいえ天気予報にはない連日のゲリラ豪雨に怯え、
雲に目を見張り、風を捉えつつ、もくもくと塗る、拭く。
大人10人(with 近所のキッズ応援団)による抜群のチームプレーで
2日みていた仕事をなんと8時間で仕上るという結果を残しました。
序盤こそ、ピッチの感覚をつかむまで不慣れな場面は当然あったものの
中盤は監督の予想を徐々に上回り、円陣組んでのランチ後の追い上げといったら。
我々、塗料補充係り、材料運搬係りに徹したほど。
抜群のコンビネーションでどんどん消化。
なんとも嬉しい予想外。
大変お疲れ様でございました。
2戦目は9月初旬、対ウッドデッキとなります。
課題は暑さと重量差にしぼられました。
自分たちのプレーを信じて、チームで無事完成までつなげていければと思います。