小学校でお茶の授業があったようで、一人一人に急須が配られたそうなんです。
お茶が好きな息子は父の帰りを楽しみにしていたみたいで、帰るやいなやお茶を淹れてくれました。
「たまにはパパが書いてみたら?」
と妻に言われプリントを渡されました。ご家庭の方に感想を書いてもらうという欄があるんですね。
普段あまりこういう機会が無いですから、文章や漢字が間違っていないかと少し慎重になるわけです。
ダメですね、字を書くことが減ると。終始不安を抱えながらペンを走らせ、無事書き終わりました。
ちょっとお堅い文章になりつつも大変満足でございます。
先生、猪狩さんちのお父さんはしっかりされていらっしゃるのでございますでございます。
「パパ、ここの送り仮名間違っているよ」
「….やかましいわっっっ!!!!!」
もうペンで書いちゃってるから消せないじゃないの。
字と字の間に無理やり足したら「あ、間違いに気づいてねじ込んだな」ってなるじゃないの。
そんで少ーし泳がせてから指摘するあたりひねくれてやがるじゃないの。
「いや、パパはこっちが正解だと思うことにしてる。思うことにして力強く生きていく」
父は偉大なり、おばんですイガリです。まだまだ寒いですね。
先日、9か月以上通っていた山形県寒河江市Iさんのお家のお引渡しがありました。
往復3時間の道のりでしたが、春夏秋冬すべての景色を見ながらの道中は飽きることなく、
ますます山形を身近に感じさせてくれる9か月となりました。山形大好き。
着工当初は「温泉入ります」「そば巡りします」「地元の方イチ押しのラーメン探します」とか
青写真を描きに描いていましたが、一度もそんなことは出来ないままお引渡しとなりました。
どの現場でも毎回同じですね。
いよいよ始まる…と思ったら、あっという間に終わってしまう。
駆け抜けるというヤツなのでしょう。
団居のお家は1年間にたくさん建つわけではありません。
たくさん建てなくてはならないならばイトウ社長もシズさんもオグマさんも僕も、
今よりも相当老け込んでいるでしょう。
分身がいなくてはどうにもなりません。
毎現場毎現場、一棟入魂で駆け抜ける日々は充実します。
よし、走り抜いた。次だ!その繰り返しで団居の1年は過ぎます。
と少し心に余裕が出来たところで、久しぶりにパソコンでカタカタ書いています。
こんなことをしているから、送り仮名間違えちゃうんでしょうね…..。
よし、次だ!