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同じ軌跡を辿る

猪狩 章仁 2016.02.13

皆さん、海外旅行は好きですか?

おばんです、団居の旅行行きたがり担当イガリです。

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世界は驚きと感動で満ちている。

見たこともない景色が広がっている。

想像も出来ないコトで溢れている。

学生時代、色々な建築物を見たいと思ったイガリ青年は、旅に出たのです。

 

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Go to Thailand.

そうです、当時見たいと思っていたフランスやらオランダやらのヨーロッパ諸国に後ろ髪引かれ、

自分のお財布と相談に相談を重ねて(ここが一番の理由)、

スコールが襲うシーズン=安い という金銭重視プランを選び、

バックパック一つで旅に行ったのです。友人とともに。

 

日本があまりにも便利で、タイはそんな日本の常識が通じなくて、

雑多としているけれど不便には感じず、新鮮に映ることばかり。

街のにおい、熱気、照りつける陽射し。飛び交う声、クラクションの音。

 

仙台駅までのキップ代程度で、タイでは5時間も電車に揺られてしまう。

世界遺産を自転車で周って、地元の子供達や野良犬ちゃん達と遊び、スコールに打たれても構わない。

たーくさんあったんですが、ただただ文化に圧倒されました。

 

そんな旅は、見たいと思っていた建築を見に行くことよりも価値があるように思えましたし、

自分の価値観にも影響を与えた時間でした。

 

 

そんな旅に、60歳の我が家のジイジが行っています。

僕の思い出の世界遺産にケチをつけているようです。

 

「道路がすっごい混んでるっ!!!!!!!!!」

 

そんなジイジは明日帰国するのですが、

お土産はゾウが描いてあるコテコテのTシャツみたいです。

 

もし、もしもお土産買うなら実用的なモノを。と念を押した自分を恨みます。

価値観は人それぞれですもんね。。。

 

 

息子の日課は、ばあばの携帯でメールを送ることなんですが、

高畠の姉にこんなものを送っていました。

 

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ジイジ、10年後に孫からこんな扱いを受けないようにしっかり頼む。

IMG_4232

孫も応援してくれてるよ。

最後にフラッグを振ってくれたじゃないか。

 

車椅子だけど。

 

 

ジイジのいない食卓が笑いに包まれた、楽しい時間でした。

いつか息子もタイに行くんでしょうか….。