「ウルウルヨイヨイヨーウーイェー」
って僕には昔からこう聞こえているんですが、皆さんにはどう聞こえてますか?
おばんです、イガリです。
火曜日の夕方でした、現場から仮設資材を急遽搬入してほしいと連絡が来まして、
お世話になっているグランド産業さんに即TELであります。
「搬入って最短でいつですかね?」
「うーん、金曜日でも構わないですか?」
「….OKです!お願いします!」
……そして5分後。
「明日やっぱ引き取りに行っていいですか!?」
ということで、芋沢にあるグランド産業さんのストックヤードへ向かうことに。
芋沢というと愛子の方面…というくらいにしか知識が無かったため、案内図をFAXしてもらい、
「迷ったら電話しますっ!!」
そして翌朝出発です。
わ、分からん…。
すぐ見つかるでしょ!くらいに甘く考えたのが間違いでした。
マドイハイエースにはカーナビが無く、スマホもよく分からず、
対面通行出来ないほどの山道?農道?をブンブン走るだけの模型係。
じ、時間が無いのに…..。
とそこに!!!
冒頭のメロディですよ!!!!!
お気づきの方は僕と大変波長が合う人でしょう。
そうです。
ついに刺さったのです。
ウルウルヨイヨイヨーウーイェー
~一億分の宮城県仙台市 芋沢~
「それじゃあ張り切っていってらっしゃい」
なのです。
向こうから第一村人、じゃなくて近所のお爺さんが歩いて近づいてくるじゃないですか!!
「ん?どうした兄ちゃん。」
「あの~東京から来たん…じゃなくてここに行きたいんですけど…どのあたりですかね?」
「ん~?どこだぁここ。ヤードさん?わっかんねぇなぁ。ヤードさん…聞いたことねぇな。」
「近いと思うんですけど…」
「よし、乗っけてくれ。」
てなわけで、二人でヤードさんの家を探す旅が始まりました。
ヤードさんじゃなくて、ストックヤードのことです。とは言えない空気だったのです。
「わかんねぇけど、左!」
「ここは右だな…わかんねぇけど」
「ヤードさん、ヤードさん…あそこはヤスダさんだもんな、違ぇな」
思い返すと笑ってしまうんですが、その時は二人とも真剣。
10分くらいでしょうか、無事ヤードさんの家は見つかりました。
「家まで送っていきますよ!!!!」
「散歩コースだからいいんだ、気をつけて帰れよ~」
なんて、素敵なお爺さん。
模型漬けだった心が癒された1日でした。
お爺さん迷わず帰れたかな…。