おばんです。
かれこれ10年近くブログで「おばんです」と言い続けています。
気づいたら「おばんです」と連呼していたのですが、実際に誰かに「おばんです」と言ったことはほぼありません。
猪狩です。
進学の為に仙台を離れた18歳の春、出身地が全国津々浦々の友人達に、
「この前〇〇行って来てさ、これ買ったのね。したっけさ~、サイズ合わないの。」
と言ったら会話が止まりました。
相槌で、
「だから。」
と言ったら、冷たい奴だと思われたこともあります。
「だからなんなの?」って言ったと受け取られるんですね。
「いずい」なんて説明出来ないから言わなくなりました。
子供の頃はそれが方言だなんて気づかずに普通の事として話をしていましたが、
だんだんと年を重ねるにつれて自分の口から出ていた方言は少なくなっていったように思います。
「そうか、伝わらないのか。」と、(大げさだけれど)世界を知ったからでしょうか。
それでも子供の頃、祖父母が話していた方言に耳が慣れていたおかげで、
地元の方言だらけのお話は8割方理解出来ている(はず)と思っています。
今の子供たちはどうなんでしょうか。
少なくともうちの息子の口から「方言」は聞いたことがないなぁ。
そもそも知らないのだと思います。
「したっけ」も
「だから」も
「いずい」も
こういう時に言うんだよと教わった記憶がありません。
夕方、近所のおばちゃんに会ったら「こんばんは」と言うんだよ。とは言われても、
「おばんです」と言うんだよと言われたことは無い気がします。
標準語は教わるけれど、方言は自分よりも年上の人達が何気なく、会話の中にするりと紛れ込ませている不思議な言葉。
見よう見まね、聞きよう聞きまね、で勝手に使いこなしている(つもりでいる)言葉なんでしょうかね。
そう考えると、あれだけ強烈な方言を使いこなす近所のおばちゃんちに回覧板を届ける息子も、
知らず知らずのうちに方言力は高まっているはず。それはそれで楽しみ。
方言、良いですよね。
あ、こんな話をつらつらと書きたかったわけではないんです。
掃除をしました。
我が家のバルコニーは人の出入りが少ないため、汚れがちです。
汚れてるなー、でいつもそのままに。。。汗
週末は天気も良かったので、こういうときこそ外の仕事をすがすがしく。
バルコニーとサッシの掃除ですね。
全部100均で。
バルコニー床と囲み壁、笠木の上の砂埃は、ブラシとホースでジャバジャバと。
黙々と洗い流していきます。
排水溝付近には落ち葉や蜂の死骸が。目を背けずに回収であります。
10分くらいでさっぱりしました。
しょっちゅう掃除…となるとちょっと大変なので、「汚れてきたなぁ」と思った時が吉日!
という意識を持たねばですね。
サッシの自己流テキトーサボリ掃除は、スポンジとスクイージ(ゴムヘラ)で行います。
洗剤はめったに使いません。
ウッドデッキ側のサッシは、リビングに面している開口が大きいサッシなんですが、
その分外側の汚れが目立つことが多いんです。
天気の良い日はカーテンを全開にしたいので、なるべくガラス面は綺麗にしたい….。
掃除自体が億劫になってはモチベーションが保てないので、自己流で楽に済ませます。
水を含ませたスポンジでガラスを豪快に拭く。
スクイージでガラスの水滴を上から下に向かって取る。
だけ。
十分きれいになります。
これだけです。すぐ終わります。
色々と調べて試したんですが、時間が掛かったり、拭きムラが残ったり。(実力不足なだけです、ハイ)
結局「自分はコレで納得。」という線引きが出来たので、サッシ掃除は好きです。
そして外で遊び終えた息子が、ガラスに手をベターッと付けてサッシを開けても注意しません。
心の中では悶絶しても注意しません。
きっと彼も遠い未来に同じことを経験し、おじいちゃんの僕に優しくしてくれるはず。はず。はず。
気温が下がると網戸を外し、網戸掃除ブラシで綺麗に。
そのまま戻さず、春先まで外しっぱなしです。(保管場所問題はありますが)
網戸越しのサッシは汚れやすい気がするんですね、それに網戸が無いとすっきりとして景色が良いですよ。
冬場の日中は、自然光を室内に入れたい。
そんなとき出来れば綺麗に光を入れたい。という自己満足の為にやり始めました。
家族で自分だけです。にやけているのは。
※ドライバー1本で簡単に外せます
そんな感じでですね、
自分の家は自己満足という明確なものさしで管理しています。
俺が良ければ良い。のだ。
家族の賛同が得られれば、なお良い。のだ。
難しいけれど。