おばんです、布団に入ってから小3の息子を笑わせることが楽しくて、
「いや、ホントにもう寝させて。」と怒られた猪狩です。
隣の妻はもう寝ていました。猪狩家は今日も平和です。
ワタクシが小学2年生の頃、猪狩家に突然現れたヤツがいるんです。
そう、犬です。イヌ。ジュリーです。猪狩ジュリー。(なんでジュリー?)
ビーグル犬だったんですがものすごく元気で、全力で駆け出すと体が5倍に伸びるヤツでした。
小2の僕はジュリーの世話をした記憶はあまりなく、もともと姉が「ほしい。」となったこともあり、
気づいたら家族が増えていた。そんな感じでジュリーは僕たちの横にいたのです。
大学を卒業し、仙台に戻ってきてからもジュリー(なんでジュリー?)は健在で、
17年近く生きてくれたのですが、だんだん体が弱ってしまい、最期は母が本当に辛い思いをし見送ることになったのでした。
子供の頃に自転車を全力で漕いでリードを引っ張っても、軽ーく僕よりも先に行ってしまうほど元気だったのに、
動物はあっという間に年老いてしまうんですよね。辛いものです。
で、
ジュリー再来。
家族3人ずーっと犬がほしいと思っていたんです。
僕も妻もそもそも犬が好き。
妻の田舎は狐の神様を祀っているため、犬が飼えない地域だったそうで。
息子は歩き始めた頃、超超大型犬を「邪魔だ」と手で払いのけるほど犬が好き。
最終決定権は一家の大黒柱であるこのワタクシ。
小3に怒られるこのワタクシでございます。
福島市にお目当てである「ミニチュアプードル」(トイより大きい犬種です)がいるということで見学に行ったんですが、
触れ合って10分後には「うちにお迎えします」と大黒柱は言っておりました。大黒柱は即断即決。
(前回綴った福島キャンプの前日の話です)
名前は「りく」です。
帰りの車中で息子が即断即決で名付けました。いい大黒柱になりそうです。
りくに振り回される毎日。
床に〇んちされても、ソファに吐かれても、オシッ〇を踏んで歩かれても、
1回〇んちし終わったと思ったらまたすぐにうん〇されても、ずっと寄り添う。そして発狂する。寄り添って、発狂する。
これが飼い主の務め。ですよね。
休日は毎朝近くの県民の森へ行きます。
息子とよく行っていた好きな場所ですが、彼の成長とともに「あと何回ここで一緒に遊べるんだろ…」と
少ししみじみ考えることもありました。
ですがこの新入りのおかげで「ここにはまだしばらく一緒に通うだろうな。」と。
息子も犬もアスレチックでヘトヘトになりますが、本当に楽しそうで。
これからは雪遊び、気温が上がれば海に山にキャンプにも一緒に連れていく日々が待っています。
楽しみ楽しみ。
あの日から突然始まった犬のいる暮らし。
想定していなかったので、家の中も手を加えるところだらけ。
少なく暮らす生活スタイルだったのに、空いていたスペースを埋めるドッグフード。
床に置かれるトイレトレー。謎の木の棒。お気に入りの紐。
それを見て思うんです。
よし、やってやろうじゃないかと。
犬がいるから仕方ないよね~。だなんて言わないぞと。
我が家は犬とともにすっきりと暮らすのだと。
年末の決意、いつまで熱を保てるのでしょうか….。
来年のブログは「犬多め」でお届けするかもしれません。