おばんです、イガリです。
僕は猪狩家の親戚をぐる～っと見渡しても、一番年下なんです。
まぁ子供世代は抜きにしてなんですけれども。
末っ子気質って思われる部分も多々あるみたいなんですが、
そんな僕に一番歳が近かったのが姉でした。
４つ上の姉は常に自分の一歩も二歩も先をいっていて、いっつも僕はマネしてばかりだったように思います。
聞いている音楽も、着ている服も、部屋の飾りもでしたし親への反抗の仕方も。
今仕事で使っているグレゴリーのバックパックだって、高校一年の時に姉からもらったものだったりします。
一番歳が近かったし、もちろん同じ家に住んでいたし、互いの部屋なんて襖で仕切るだけだったし、
僕の部屋の1/3は姉のための廊下だったし…..。
とにかく影響を受けまくった人でした。いい意味でも悪い意味でも。
大学に進学して家を出たものの、帰れば姉にご飯に連れられて、弟なのに人生相談を受けたり…。
仲の良い姉弟なんだと思いますきっと。
「家を建ててもらいたいな～って思ってるんだよね。」
と言われた時は嬉しかったです。
父の影響で建築を志して、今まで建築という仕事をやらせてもらっている訳なんですが、
「家族の家を作る」という経験は初めてですし、姉とこんな真面目な話をしたのも初めて。
自分の弟に家を託してくれる、というのはやっぱり…弟として感慨深いものです….。
打合せもですね、姉弟枠ということで好き勝手なこと言わせてもらってまして、
ＬＩＮＥであーしたいこーしたいとやりとりしてますし、施主と喧嘩もしてます。
でも積年の恩返しのつもりで、堪えるところは堪えて、お施主さんが喜んでくれるようにリードリード….。
先日、ゆかいな地鎮祭も終わりまして、いよいよ現場が動くのか….実感している今日この頃であります。
お神酒の乾杯もダチョウ倶楽部方式でして、
上島竜ちゃんは僕になりました。
アットホーム過ぎる団居と施主さんの関係性。
そんな現場は山形県高畠町。
遠っっ！！！
これが姉の家じゃなければこんなこと絶対言わないんですが、
遠っっっっ！！！！！！！
片道２時間掛かってます。
「いがりく～ん、ちょっと現場の様子見てきてー」
「は？」
という距離。
妻の実家の会津からだと１時間くらいということで、最盛期はお義父さんにお世話になります。
和かで良いとこ高畠町。
往復４時間高畠町。
段取りが命運を握ります。
幸いなことに宮城から出動してくれる業者さんが多く、頼もしい限り….ありがとうございます…。
命名：ねぎ流し
地鎮祭を終えると、近くの水辺にねぎを流すそうです。
施主じゃないの？と自問自答しつつリリース。せせらせらせら流れていきました。安全祈願よし。
水曜日から基礎工事がスタート。
現場立会いに併せて（併せ技がキーポイントですからね）、役場＆借家調査してきます。
大工工事は岩沼のＳさん家の次。
８月ですかね、今年の暑い夏は山形で過ごすことになりそうです。
楽しくいきまーす！
